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こすもすホール鷹巣より

喪服のマナー

更新日:2024.09.20

 

知っておきたい喪服のこと

冠婚葬祭で着用する「礼服」はフォーマルウエアと呼ばれ、敬意を表す服装です。喪服も礼服の一部と考えられていますが、お葬式では故人を弔うため、喪に服する服装として、特別な「喪服」を着用することが多いです。

その「喪服」について、基本的なマナーは知っていても、細かい部分がよく分からないという方も多いのではないでしょうか。喪服は着る人の立場や格式によって「正喪服」「準喪服」「略喪服」の3通りあります。今回はこの3つの喪服の種類についてご説明いたします。

■ 正喪服

最も格式の高い「正喪服」。男性の場合は「モーニング」となり、こちらは喪主のみが着用できます。和装の場合は紋付羽織袴です。喪主は本来正喪服を着用しますが、現代では、参列者と同じくブラックスーツなどの準喪服を着用することが一般的になっています。

女性の場合は、和装(黒紋付)もしくはブラックフォーマルの上下スーツ、アンサンブル、ワンピースなどで、一般的な礼服のブラックフォーマルよりも襟元が詰まっていて、長めのスカート丈、長袖など、肌の露出を最小限にした喪服が正喪服です。真夏の場合でも長袖か、肘が隠れるくらいの半袖が好ましいでしょう。

■ 準喪服

準喪服はいわゆる一般的な喪服で、遺族ではなく一般会葬者が着用します。三回忌以降の法要では、遺族も準喪服の着用となります。

男性の場合は「ブラックスーツ」とも呼ばれる礼服が「準喪服」となります。光沢のない黒色で、ジャケットはシングルでもダブルでも問題ないですが、裾はシングルを選びましょう。

女性の場合は、ブラックフォーマルの上下スーツ、アンサンブル、ワンピースなどで、少しでしたらリボンやレースの装飾があっても良いでしょう。

略喪服

急な弔問、お通夜、三回忌以降の法事への参列の場合は、男女問わず、黒や濃紺、グレーなどの地味なカラーの控えめな服装を選べば失礼になりません。女性のインナーも必ず黒でなくても良いでしょう。

お通夜に招かれた時には、略喪服で弔問するのがマナーとされています。女性の場合、パンツスーツを選ぶことができます。

無地ではなく、ストライプやチェックなどの柄が入っていても問題ありませんが、できるだけ地味な服装で、スカート丈は膝が隠れるくらい、長めのものを意識しましょう。

 

マナーの基本『故人様への哀悼の意を表す』

近年では、家族葬も増え、故人様のご希望もあり、必ず「正喪服でなくてはいけない」というマナーはなくなってきています。必ず喪服を着用しないといけないというようなルールはありませんが、やはり喪服を着用することで「故人様への哀悼の意」を表したり、ご遺族様へお慰めの気持ちを込めることができます。シーンに合わせた服装を心掛け、お悔やみの気持ちを表しましょう。

■ネクタイ

ネクタイとベルトは光沢のない「黒」が基本です。ネクタイピンの使用はNGです。

■数珠

さまざまな種類のある数珠は、喪服用の小物として用意しておくと良いでしょう。宗派や男女よっても異なります。お使いになる方にあった数珠を選ぶ必要があります。

バッグ

男女ともにバッグを持つ場合は黒が好ましいでしょう。決まりはありませんが、お香典を袱紗に包み、それを入れるために喪服用のバッグも用意しておいたほうが良いでしょう。

靴下・ストッキング

男性の場合の靴下は、黒が基本です。ワンポイントもないほうが好ましいでしょう。ただし、お通夜など急な葬儀の場合はグレーや濃紺でもマナー違反にはあたりません。

女性の場合のストッキングは、パンツスーツの場合でも黒のストッキングを着用したほうが良いでしょう。無地のものを選び、柄が入ったものやラメが入っているものを避け、タイツではなく、透け感のあるストッキングを選びましょう。

アクセサリー

お葬式で着用しても良いアクセサリーは本来「結婚指輪」のみとなっています。準喪服の洋装の着用が増えてきた今では、真珠のアクセサリーはOKとなっています。

ただし、2連以上のネックレスは「不幸が重なる」という意味で縁起が悪いとされますので、ネックレスは1連、イヤリング(ピアス)は1粒タイプが適しているといえます。腕時計やブローチなども目立つものははずして参列されたほうが良いでしょう。

お葬式やお通夜は故人様とのお別れの場です。服装も小物も派手なものは避けましょう。

お別れの時は突然にやってくるものですが、慌てずにシンプルなものを選びましょう。

 

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