Infomation
こすもすホール鷹巣より
知っておきたい“お盆”のこと
更新日:2024.08.22
お盆期間はいつからいつまで?
2024年(令和6年)のお盆は、8月13日(火)~8月16日(金)の4日間となっています。地域によっては7月や旧暦で行われる場所もありますが、秋田県内ではほとんど8月15日を中心に8月13日~8月16日が基本となっています。お盆というと、ご家族で帰省したり夏休みのお出掛けのイメージもありますが、親戚の皆さんと顔を合わせる貴重な時間、ご先祖様への感謝の思いを深める良い機会となります。
■新盆の迎え方
その年に亡くなった方が初めて迎えるお盆のことを新盆(にいぼん・しんぼん)、または初盆(はつぼん)といって、仏様になった故人様が「亡くなってから初めて里帰りをする」大切な行事となります。
亡くなった日によって、四十九日より前にお盆が来る場合もあります。その場合は、新盆は翌年となるのが一般的です。ですが、ご遺族の考え方や菩提寺によっては、その年のお盆を新盆とされることもありますので、よくご相談されてください。
お盆の準備と過ごし方は?
お盆の準備として、一般的には仏壇の前に盆棚(精霊棚)をつくって位牌や盆花や野菜や果物(故人の好物)をお供えし、提灯を飾ります。また、ナスとキュウリに割り箸で足をつけ、牛や馬に見立てたものを飾る場合もあります。これは、精霊馬・精霊牛といって、この世に来る際には早い馬(キュウリ)に乗って来て、あの世に帰る際には、ゆっくりと牛(ナス)に乗って帰ってもらいたい、さらにお供え物をたくさん「牛」に乗せて持って帰ってもらいたいという意味が込められています。
■家族みんなでお墓参り
お盆は夏休みの帰省と重なり、親戚が集まることもあるでしょう。お盆の前にお墓や仏壇の掃除を行っておきましょう。
13日は「迎え盆」といって、夕方ご先祖様をお迎えします。お墓参りした後、迷わず家へ帰って来れるよう「迎え火」を行う方もおられるでしょう。マンションやアパートに住んでいる方など、迎え火が難しい時には提灯をお使いください。
■新盆の準備
新盆にはお盆の準備に加え、お寺への手配や会食の手配などが必要です。準備の項目としては
・お寺へのご連絡
・会食会場の予約
・引き出物の準備
・飾り付けの準備
・お布施の用意
などが挙げられます。
新盆の服装は、本来であれば葬儀の時と同じ喪服を着たほうがよいのですが、とても暑い時期ですので、濃い色の略式礼装でもかまいません。熱中症には十分に注意してお盆をお過ごしください。
蓮(ハス)の花とお盆の関係
お盆のお花として知られる花に「蓮(ハス)」の花があります。ちょうどお盆の頃に開花する蓮の花は、お盆ととても縁があるようです。蓮は泥の中に生えていながら 美しい花を咲かせることから、仏教では悟りを象徴するシンボルとされています。当社のある鷹巣の「道の駅たかのす 世界一の大太鼓の里」の公園にも、お盆のころには蓮が大輪の花を咲かせます。お近くの方は開花時期に立ち寄って、美しい花を眺めるのも良いですね。
<蓮(ハス)>
開花期・・・7月~8月初旬
科名・属名・・・ハス科・ハス属
英名・・・Lotus
原産地・・・インド・中国など
2024年、今年のお盆は皆さまどのようにお過ごしになられますでしょうか?
こすもすホール鷹巣では、お墓参りに出向くことが出来ない方のために、お墓参り代行サービスを行っております。
お墓参り代行サービスの詳細は ⇒こちらから
ご法要のご相談をはじめ、ペット、人形供養に至るまで葬祭に関わるご相談はなんでも承っております。
ご相談は年中無休で受付中です。お急ぎの方はお電話(0186-60-0031)にて対応いたします。お気軽にお電話くださいませ。