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こすもすホール鷹巣より

お焼香の作法

更新日:2024.04.15

正しいお焼香の作法

お焼香って?

お焼香(しょうこう)とは、亡くなった方へ抹香(まっこう)を焚いて拝む行為が「焼香」です。
仏式の葬儀・法要などで、細かく砕いた抹香を香炉に 落として香りを出します。
心身の穢れ(けがれ)を取り除いて、お参りするという目的の作法です。

お焼香は、仏壇に線香をあげることも焼香になりますが、葬儀や法事は抹香を主に用いるため、「焼香」という言葉自体が「抹香をあげること」を指します。

「参列者の心と体を清める」のほかに、「故人に線香の香りを食べてもらう」という意味もあります。
焼香の香りは仏の食物で、故人の霊は四十九日まで香りを食べると言われているため、焼香をすることで食事をしてもらうことになります。

 

宗派によって違う?お焼香のマナー

葬儀によって宗派があり、お焼香も宗派によって異なりますが、宗派の作法を厳密に守らなければいけないということはあまりありません。宗派によって焼香の手順が多少違いますが、基本的には作法は一緒です。

お焼香の作法

基本的には右手の親指・人差指・中指 の三本で抹香を少しつまんで、手を返して、目の高さほどまで持ち上げます。
この動作は「押しいただく」といいます。 左の香炉の中央あたりにある焼香炭の上で、指をこすりながらと落とします。
これを1回~3回行ってください。 数珠は左手にかけておきます。

お焼香の種類

焼香は「立礼(りつれい)焼香」「座礼(ざれい)焼香」「回し焼香」の3種類に分けられます。
葬儀の規模や様式によって異なりますので、流れを覚えておくと良いでしょう。

「立礼焼香」

椅子席に座った様式の葬儀で行われることが多いです。立ったまま焼香をする方法です。

1. 焼香台の一歩手前で止まり、遺族や僧侶に一礼。

2. 正面を向き、遺影に合掌し、一礼。

3. 宗派ごとの作法に従って、お焼香。

4. 改めて遺影に向かって合掌し、一礼。

5.二、三歩下がり遺族に一礼し、席に戻る。

 

「座礼焼香」

畳敷きの式場で行われることが多いです。
焼香台も床に座ったときの高さに合わせてありますので、正座の状態で焼香をします。

1. 焼香台の手前で座って、遺族や僧侶に一礼。

2. 仏壇(祭壇)の遺影に向かって一礼。

3. 立ち上がらず、膝で焼香台まで移動し合掌。

4. 宗派ごとの作法に従って、お焼香。

5. 仏壇(祭壇)から少し下がり、遺族に一礼してから立ち上り、席に戻る。

 

「回し焼香」

狭い会場や自宅で葬儀をするときに行われることが多いです。
焼香台に行くのではなく焼香炉を回し、自分の番になったら焼香台を自分の前に置き、焼香が終わったら隣の人に回します。

1. 香炉が回ってきたら、会釈をして受け取る。

2. 香炉を自分の前に置き、仏壇(祭壇)に向かい合掌。

3. 宗派ごとの作法に従って、お焼香。

4. 合掌してから一礼。

5. 次の人に香炉を回す。

 

焼香の仕方に自信がない時は?

仏教の宗派により、お焼香の作法が異なります。
押しいただく数の違いや落とし方など、厳密にいうと作法があります。
ですが、宗派や作法が分からなくても、心をこめて故人を想ってお焼香をすることが大切で、やり方にこだわる必要はないという考え方もあります。

突然のお葬式で自信がない場合、もしくは故人様の宗派で故人様をお見送りしたいとお考えの方は、お焼香の前に、当社スタッフまでお気軽にお尋ねくださいませ。

私たちは故人様との最期の時間を大切に、真心を込めてお手伝いいたします。

トータルでのサポート内容は ⇒こちらから

 

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